刃先交換式ガンドリル 『DeepTri-Drill』


株式会社タンガロイは、刃先交換式ガンドリル『DeepTri-Drill』の工具径ø28.01 – ø40 mmサイズ拡充品を2018年7月9日より全国で発売します。

深穴加工は加工難易度が高く、多くの加工現場でボトルネックになっています。ろう付けガンドリルやソリッドドリルが使用される場合が多く、ろう付けガンドリルは、ノンコーティングの超硬製が多いため、高速加工ができない点や1枚刃切削により送りが上げられないため加工能率が上がり難い工具です。ソリッドドリルは、ガンドリル加工に対し高い送りで加工が行えるものの、穴曲りや切りくず排出不良に伴う折損などのトラブルが発生する場合があります。これらの工具はともに、再研削による管理コストや予備工具数の増加など管理面での負担も大きい工具でもあります。

『DeepTri-Drill』工具径ø28.01 – ø40 mmサイズは、3枚のインサートと2枚のガイドパッドで構成され、それら配置を最適化することで、ろう付けガンドリルと同等の「真円度」「真直度」「加工面粗さ」が得られます。インサートは深穴加工に最適なブレーカ形状を採用し、ガンドリルよりも高い送り加工が可能になっています。また、ガンドリルやソリッドドリルよりも小さな切りくずが生成でき、より安定した切りくず排出が実現できました。インサートとガイドパッドにはコーティングが施してあり、ろう付けガンドリルでは適用の難しい高速加工も可能となっています。

『DeepTri-Drill』は加工の安定性を保った上での高能率加工と、インサート交換式による管理の容易さを提供します。今回の大径サイズの拡充により、従来では対応できなかった工具径が対応可能になり、深穴加工において、より多くの生産性向上・コスト削減に大きく貢献します。

 

  • 主な特長
    • BTA工具(深穴加工用工具)のノウハウに基づく切れ刃とガイドパッド配置により、優れた「真円度」「真直度」「加工面粗さ」を実現
    • ろう付けガンドリルの1.5~3倍の高送り加工が可能
    • 2コーナ仕様インサートと2コーナ仕様ガイドパッドにより経済的
    • 最適なブレーカ形状により抜群の切りくず処理性を発揮し、安定した切りくず排出を実現
    • 刃先交換式で再研削が不要なため、工具管理の手間とコストを大幅に低減
    • M/C、旋盤用ボディ「MCTR」とガンドリルマシン用ボディ「TRLG」の2種類のボディを設定

 

  • 主な形番と標準価格
    • ボディ
      MCTR30.00XFM40-15 143,000円 (税込み 154,400円)
      TRLG30.00X1650-FU38.1 235,000円 (税込み 253,800円)

      全アイテム:33形番

    • インサート
      FBM05503RG-M UC2220 2,000円 (税込み 2,160円)
      FBM06504LG-C UC2220 2,150円 (税込み 2,322円)
      FBH07504RG-P UC2220 2,600円 (税込み 2,808円)

      全アイテム:12形番

    • ガイドパッド
      GP07 F2122 4,140円 (税込み 4,471円)

      全アイテム:4形番